トップへ  戦争が悪いのではなく、戦争を行った人間が悪い  戻る

「戦争が悪い」という話をよく耳にします。
でも、戦争とは、人間の行動を示す単語です。人格を持ちません。
単なる言葉を、悪者にしても、何も解決しません。

人の欲望で、一人歩きを始めた「お金」と同様に、「戦争」もまた、人の欲望で、一人歩きを始めました。最初は、人間が考えて行動したことなのですが、多くの人間が関わる間に、一人歩きを始めて、一部の人間が止めようとしても止められなくなります。「お金」や「戦争」は、人間の脳の中で、仮想的に人格を持つに至ったと言えるかもしれません。そして、人間は、「お金」や「戦争」の意思に従って、行動するようになりました。

但し、戦争については、多くの人間が不幸になった結果、多くの人間が止めようと考え、現状では、ほとんどのケースで、「戦争」の独走を止めることが出来ているように思います。

「お金」については、多くの人間が極端な不幸にはなっていないので、独走が許されているように見えます。