人の行動を、善と悪に分けた場合、仕事と労働の位置付けは、図のようになります。 一般的には、「仕事=労働」と考えがちですが、どうも、違うようです。 「仕事」とは、だれかに仕えること。 「労働」とは、労して働くこと。 その行動は、悪であることも、善であることもあります。 ・悪:談合、詐欺、脅迫、窃盗、殺人、等 ・善:物作り、社会貢献、等 「仕事」の場合、仕えるべき相手(使用者)が存在し、その使用者が賃金を払うと約束してくれれば、成り立ちます。 つまり、「労働」が伴わなくても良いわけです。在籍しているだけで、賃金をもらっている人も存在します。 「労働」は、ボランティア等も含めて、労して働くことであり、使用者が存在しない場合もあり、必ずしも賃金に結びつくとは限りません。 |