夢主義社会トップへ 東京地検:グレーは逮捕   2006年01月24日  戻る

裁判では、「疑わしきは罰せず」です。
でも、東京地検は、「疑わしきは逮捕」のようです。
東京地検は、疑わしき人(容疑者)の犯罪を立証するような証拠を準備して、裁判に臨みます。
ほんとうに犯罪か否かの判断は、裁判官が行います。

最近のライブドア疑惑についての、マスコミの報道を見ていると、不正の存在が確定したような表現が多いです。堀江氏は、「不正の存在そのものを否定」しています。
たとえば、「不正への関与を否定」という表現では、不正の存在が確定したように視聴者は勘違いするでしょう。

不正か否かは、裁判で決まるものです。
少なくとも、堀江氏は、法律に違反しないように細心の注意を払って活動してきたわけであり、その行為について簡単に決着が付くはずがありません。法律の解釈を巡っての論争になるでしょう。
裁判での堀江氏の攻防に期待したいと思います。

「ホリエモン頑張れ! 負けるなホリエモン!」

しかし、東京地検特捜部は、犯罪立証の最強機関です。東京地検特捜部がその気になれば、いろいろな名目で罪状を作り上げ、有罪にしてしまえるようです。「風説の流布」という聞き慣れない罪状も、東京地検特捜部ならではという感じがします。
最近のマスコミの報道を見ていると、東京地検特捜部の判断は全て正しいとした上での報道がほとんどのようです。東京地検特捜部を非難するような報道をすると、次は自分たちが捜査を受けるかもしれないので、皆、気をつけているのではと思われます。