最近、理由の無い殺人が増えています。 その中には、うつ病の治療を受けていた人も多いようです。 うつ病の薬は、抗うつ薬と呼ばれ、脳内ホルモンに作用します。 セロトニン、ノルアドレナリンを増やす薬が一般的のようです。 セロトニンは、安定した精神状態を保つ、意欲を高める効果。 ノルアドレナリンは、怒りや興奮状態をもたらします。 問題は、ノルアドレナリンです。 ノルアドレナリンは、「怒りのホルモン」とも呼ばれており、ノルアドレナリンの多い人には、怒りっぽい人が多いという説があります。 ただでさえ精神が不安定な人間に、「怒りのホルモン」を増やしたならば、凶暴化して殺人を引き起こしても不思議ではありません。 最近では、うつ病は、一般的な病気となり、安易に病院へ行き、安易に「抗うつ薬」が使われるようです。 これが、理由の無い殺人の増加につながっているように思えます。 <補足> 抗うつ薬は、他にも、様々なホルモンに影響します。 また、抗うつ薬は、様々な副作用を伴います。 うつ病患者には、この副作用に苦しんでいる人も多いようです。 そして、副作用を抑えるために、多くの他の薬を併用します。 抗うつ薬の効果は、個人差が大きく、少量でも強く作用する人、多く使用しても効果の少ない人がいます。 また、副作用の症状にも、個人差が大きいようです。 現代医療では、脳の治療は、未だ未だ、未知の領域です。 現在のうつ病治療は、医薬品会社が開発した薬を、医者が、人体実験で患者に使っている段階のように思えます。 このように考えると、うつ病患者が引き起こした犯罪は、医薬品会社や医者に責任が有るということになります。 |