夢主義社会トップへ うつ病の薬で凶暴化   2006年04月10日  戻る

最近、理由の無い殺人が増えています。
その中には、うつ病の治療を受けていた人も多いようです。
うつ病の薬は、抗うつ薬と呼ばれ、脳内ホルモンに作用します。
セロトニン、ノルアドレナリンを増やす薬が一般的のようです。

セロトニンは、安定した精神状態を保つ、意欲を高める効果。
ノルアドレナリンは、怒りや興奮状態をもたらします。
問題は、ノルアドレナリンです。
ノルアドレナリンは、「怒りのホルモン」とも呼ばれており、ノルアドレナリンの多い人には、怒りっぽい人が多いという説があります。
ただでさえ精神が不安定な人間に、「怒りのホルモン」を増やしたならば、凶暴化して殺人を引き起こしても不思議ではありません。

最近では、うつ病は、一般的な病気となり、安易に病院へ行き、安易に「抗うつ薬」が使われるようです。
これが、理由の無い殺人の増加につながっているように思えます。

<補足>
抗うつ薬は、他にも、様々なホルモンに影響します。
また、抗うつ薬は、様々な副作用を伴います。
うつ病患者には、この副作用に苦しんでいる人も多いようです。
そして、副作用を抑えるために、多くの他の薬を併用します。
抗うつ薬の効果は、個人差が大きく、少量でも強く作用する人、多く使用しても効果の少ない人がいます。
また、副作用の症状にも、個人差が大きいようです。

現代医療では、脳の治療は、未だ未だ、未知の領域です。
現在のうつ病治療は、医薬品会社が開発した薬を、医者が、人体実験で患者に使っている段階のように思えます。
このように考えると、うつ病患者が引き起こした犯罪は、医薬品会社や医者に責任が有るということになります。