夢主義社会トップへ 景気上向きで改革の必要性が薄れた   2006年08月07日  戻る

長野県知事選で現職の田中氏が敗退したそうです。
私としては、田中氏は「庶民派」という感じで良いと思っていたので、残念です。

<敗退の原因?>
今の社会は、舌先三寸の人間による腐敗した社会です。その中で要領良く振れ回った人間が大きな利を得ます。そういう人間たちが舌先三寸で頑張った結果が、バブルです。バブルが弾けて景気が悪くなると、そういう人間たちは、身を潜めます。

そこで、人々は、本来どうあるべきかを考えます。そして、改革が必要ということになります。その社会では、改革を強く推進する人間が求められます。

でも、改革が進み、景気が上向いて来ると、舌先三寸の人間たちが元気を取り戻し、再度、復活してきます。舌先三寸の人間たちにとって、改革はたいへん不都合です。改革を強く推進する人間は嫌われ、排除されます。

つまり、人々が本来どうあるべきかを考えるのは、不景気な時だけなのです。
不景気な時にだけ、人間は、正しい発想を行うことができます。

残念ですが、今は、ちょっと一休みして、再度、不景気になるのを待つしかないと思います。(改革は一休み)

夢主義社会
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