夢主義社会トップへ 子供に殺人シーンを見せるな!   2006年08月30日  戻る

子供の様々な行為は、全て、目で見た事を真似しているに過ぎません。

昔であれば、殺人シーンを見ることは、一生涯ありませんでした。
でも、現代では、マンガの本や、テレビのドラマ、アニメ、映画等で、当たり前のように殺人シーンが表現されています。さらに、現実社会での殺人事件が、ニュースで細かく報道されています。

子供たちは、テレビドラマや映画の仮想社会を見て、さらに、ニュース等で現在の大人社会の状況も見て、子供たちの頭の中で、どのように認識され、どのような結論を導き出しているのでしょうか。仮想社会と現実社会の区別は付いているのでしょうか。計り知れないものがあります。

酒・タバコは、未成年者禁止ですが、今の大人社会の全てを未成年者禁止にして、未成年者が大人社会の状況を知ることができないようにすべきであると、私は考えます。

<対策>

簡単対処:
・マンガの本、雑誌を見せない。
・テレビを見せない:問題無い番組のみを厳選して、ビデオで見せる。
・インターネットを利用させない:学校内で、厳選されたサイトへのアクセスのみ許可する。

極端な対処:
・大人社会と子供社会を分離する。
※先生等の限られた大人しか立ち入ることのできない地域を設定し、その中で、子供たちは親と離れ、完全寮生活を行う。
※逆に、大人社会を、大都市に限定する方法もあります。

大人と子供が同じ生活環境に共存していたのでは、現在の未成年者の酒・タバコを厳格に取り締まることができないのと同様に、テレビやインターネットを厳格に取り締まることは不可能と思われます。
そもそも、大人は認められるが、子供はダメという論理が、間違っていると思います。大人の一方的な論理を、子供に強要することは、子供の精神を歪めることになると思います。そして、大人になって、その反動が出てくるのではないでしょうか。今現在の大人たちの行動そのものが、実は、子供の頃、虐げられた反動なのかもしれません。

夢主義社会
https://www.dream-think.com/