夢主義社会トップへ 競争よりも助け合いよりも社会貢献   2006年10月19日  戻る

現代社会では、勝つことが重視されます。
「勝ち組、負け組」という言葉をよく耳にします。
企業の中でも、競争を重視し、成果を出した者(勝った人)には高い報酬を出します。
報酬にメリハリを付けることが大切と言われています。

このような社会情勢から、人々は何がなんでも勝ちたいと思います。
でも、普通に努力しているだけでは、勝つことはできません。
そこで、不正な行為をしてでも勝ちたいと思います。
※談合、癒着、詐欺、言葉による暴力(いじめ)等
この結果、様々な悪意が蔓延し、現代の悪の社会になってしまいました。

本来は、「競争心」よりも「助け合いの心」が大切なのです。

談合、癒着といった協調性も、「助け合いの心」ではありますが、これは、ルールに違反した行為です。

また、ルールが適切でない場合は、ルールを変えなければならないこともあります。

従って、身近な人間関係を大切にする「助け合いの心」ではなく、大きな社会全体を大切にする「助け合いの心」つまり「社会貢献の心」が大切なのです。

学校教育では、「社会奉仕体験活動」というのがあるそうです。
「社会奉仕」は良いことですが、これが、強制であってはなりません。
強制は、心を踏み潰す行為です。

子供たちに、「社会奉仕」の心を定着させるには、大人が率先して、「社会奉仕」を行うべきです。

「社会奉仕」とは、報酬を望まず、労働する行為です。
※勝って高い報酬を得たいと考える一般社会と、正反対の行為です。

夢主義社会
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