現代社会では、勝つことが重視されます。 「勝ち組、負け組」という言葉をよく耳にします。 企業の中でも、競争を重視し、成果を出した者(勝った人)には高い報酬を出します。 報酬にメリハリを付けることが大切と言われています。 このような社会情勢から、人々は何がなんでも勝ちたいと思います。 でも、普通に努力しているだけでは、勝つことはできません。 そこで、不正な行為をしてでも勝ちたいと思います。 ※談合、癒着、詐欺、言葉による暴力(いじめ)等 この結果、様々な悪意が蔓延し、現代の悪の社会になってしまいました。 本来は、「競争心」よりも「助け合いの心」が大切なのです。 談合、癒着といった協調性も、「助け合いの心」ではありますが、これは、ルールに違反した行為です。 また、ルールが適切でない場合は、ルールを変えなければならないこともあります。 従って、身近な人間関係を大切にする「助け合いの心」ではなく、大きな社会全体を大切にする「助け合いの心」つまり「社会貢献の心」が大切なのです。 学校教育では、「社会奉仕体験活動」というのがあるそうです。 「社会奉仕」は良いことですが、これが、強制であってはなりません。 強制は、心を踏み潰す行為です。 子供たちに、「社会奉仕」の心を定着させるには、大人が率先して、「社会奉仕」を行うべきです。 「社会奉仕」とは、報酬を望まず、労働する行為です。 ※勝って高い報酬を得たいと考える一般社会と、正反対の行為です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |