インサイダー取引:証券取引法の不備を改善すべき 2006年11月29日
村上ファンド元代表の村上氏は、当初、インサイダー取引を認めていたのですが、最近、一転し裁判で否認することを表明したそうです。 これは、当初、ファンドや会社を守るために、検察側の起訴事実を認めたようです。 私の解釈では、 当初は、村上ファンドが保有株の売却をすすめる必要があり、検察側に逆らうと、保釈等が遅れたりして、不自由なので、とりあえず、検察側の起訴事実を認めた。 でも、ある程度、保有株の売却が進み、大口の投資家の解約にも対応できたので、いよいよ本気で検察側と戦うことにした。 というところでしょうか? インサイダー取引なんて曖昧なものです。 村上氏が本気になれば、逆転勝訴も充分に可能でしょう。 今後の村上氏の攻防にも期待したいと思います。 私が思うには、今回の事件は、証券取引法の不備が原因です。 このような曖昧な状況で、一企業や個人の不正ギリギリの行為を、不正か否か問題視すること事態、無意味です。 ★一企業の不正を問題視するよりも、証券取引法の不備を改善することが大切です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |