夢主義社会トップへ 犬は御預け?   2006年01月01日  戻る

今年の干支は「犬」です。
戌年は、株式相場の格言で、「戌は笑う」だそうです。
確かに、最近の株高は、バブルを思わせる状況で、この格言は合っていそうです。
しかし、現実社会では、様々な問題が発覚しています。

企業は、品質や安全よりも、コスト(お金)を重視して、利益を出してきました。
 ・東証システム障害
 ・JR西日本の福知山線脱線事故
 ・耐震強度偽装問題
 ・生命保険不払
 ・道路公団管制談合

このような社会で、人々は未来を信じることができません。
未来を想い描けない状況で、人々は理性を失い「今さえ良ければそれで良い。今を楽しもう。」という考えになり、人々は欲望に向かって突き進むことになります。
 ・ニート、フリーター
 ・少子高齢化
 ・理由の無い殺人・自殺

景気はチョット足踏み(御預け)で、このような社会状況を見直した方が良さそうです。
と言っても、日本人は
 ・談合
 ・赤信号、皆で渡れば怖くない!。
 ・昔、愚かな戦争に、民間人も一丸となって取り組んだ日本。
  (とことん廃墟になるまで、降伏できなかった日本)
と言った例からも分かるように、大勢集まると、間違った方向に、猪突猛進してしまう危険な人種です。
とことん行き着くとこまで、昇り詰めるしかないのかも知れません。