NHK「クローズアップ現代」で博士の資格を持っている人が、就職できずに困っているという話がありました。 何故、企業は、博士の資格を持った優秀な人材を採ろうとしないのか? <私の勝手な考え> 企業が求めている優秀な人材とは、会社の歯車として、経営者を筆頭にした上司のために頑張れる人材を求めています。 基本的に、会社の中の上司は、人間関係だけでその地位を得た無能な人間です。 そのような無能な上司を背負って、ヨイショしながら頑張れる人材を求めています。 ところが、博士の資格を持った優秀な人材は、優秀過ぎて、無能な上司を蹴飛ばしてしまう可能性が高いです。 会社にとってはメリットのある優秀な人材でも、経営者や上司にとって都合の悪い人材は、敬遠されるのだと思います。 今の社会では、技術者は、社長を含めた幹部社員、営業マンにとって、金儲けの道具に過ぎません。 道具に成り切れない優秀な人材は、嫌われるようです。 現在、義務教育では、人間関係重視の教育が行われ、結果、学力低下を招いていますが、その真の原因は、企業が、学力よりも人間関係を重視しているからだと思います。 |