夢主義社会トップへ 豊かな感情表現は詐欺   2007年08月23日  戻る

豊かな感情表現が大切と言われていますが、何故、感情表現が大切なのでしょうか?
デパートのオモチャ売り場で、子供が感情表現豊かに、
「アレがほしい!買って!」
と駄々をこねています。
つまり、感情表現は、自分の思いを相手に伝えて、自分のほしい物を手に入れるための手段ということです。

「アメとムチ」というのは、相手に対して、ある時は褒め、またある時は叱り、最終的に自分の思うように相手を操る手段です。この際にも、感情表現豊かに振舞うことで、効果的に行うことができます。

豊かな感情表現が大切と言う人は、実際に、豊かな感情表現により、相手を自分の思うように動かし、利を得た人たちだと思います。

詐欺師は、最初優しい言葉で近付き、自分の思うように行かないと、怒り出します。つまり、「アメとムチ」です。

感情表現は、本来どうあるべきかを無視して、自分に都合よく進めるための手段です。
本来は、個人的な感情は抑えて、理性で人類の未来のためにどうあるべきかを考えて行動すべきです。

今の義務教育では、感情表現豊かな子供を育てることを目的の一つにしているようです。
これでは、詐欺師を育成しているようなものです。