夢主義社会トップへ 構造改革:国内の税収よりも、外国人投資家の金を利用すべき   2007年09月15日  戻る

日本の政治家は、国内の税収にばかり目が向いているようです。
でも、今は、グローバルな時代です。
必要なお金は、海外から調達するのが基本です。

小泉改革では、海外投資家を呼び込むための様々なアピールを行いました。
それが、構造改革です。
株式市場への規制緩和を行った結果、外国人の買いが増え、株価が上昇しました。
これにより、企業収益も改善され、税収が増えました。

それを、ライブドア事件以来、どんどん規制強化を行った結果、外国人の買いが減少し、株価は低迷しています。
ライブドアの伸びる芽を摘んだ行為は、実は、日本の経済成長の伸びる芽を摘んだということです。
安倍内閣は、構造改革が大切と言っていますが、実際には、逆行して、昔の状態に戻っているようです。

企業努力で景気が良くなるというのは嘘です。
そもそも、企業努力は、従業員を安い賃金で扱き使うということだけです。
正規従業員の給料は減らせないので、パート・アルバイトを使います。さらに、海外の労働者を使います。
企業から従業員に支払われた報酬が、消費に回りますので、その報酬が減るということは、消費が減る→景気低迷→株価下落となります。

資本主義社会では、グローバルなお金の流れを意識しないと、お金はどんどん国外に出て行ってしまいます。