夢主義社会トップへ 御山の大将になりたい麻生氏   2007年09月20日  戻る

外国特派員協会での記者会見で、麻生氏は、
「強くて信頼できるリーダーが必要」
とのことでした。

具体的な政策は何もないが、とにかく俺が頭になるんだ!という感じで、
「御山の大将」とか「ガキ大将」そのままです。

確かに、誰かが先頭に立つ必要がありますが、
問題は、単に上の立場に居るだけで、高い報酬を得ている現状です。

政治家に限らず、企業や様々な法人のトップは、上の立場に居るだけで、高い報酬を得ています。
そして、その報酬が、実は、国民の税金が大元だということです。
お金は天下の回り物です、国民の税金が、回りまわって、上の立場に居る人に届きます。
これが、格差を固定化しています。

この現状は、上の立場に居る人だけに原因があるのではありません。
このような上下関係を大切に考える個々の日本人の物の見方・考え方にあります。
上の立場に居る人は、偉い人・立派な人だから、高い報酬を得るのは当然という考えが格差を拡大しています。

本来、上の立場も下の立場も、それぞれ一つの役割であり、大切な役割です。
どちらが欠けても、誰かが欠けても、社会は成り立ちません。
一人一人が自分の役割をしっかり果たしてこそ、社会が成り立ちます。
ですから、地位・名誉に対しての特別な報酬は不要です。
これにより、格差が無くなります。