夢主義社会トップへ 現代の豊かさは、借金天国   2007年10月19日  戻る

日本の財政赤字は800兆円と言われています。
財政破綻した夕張市の赤字額は、360億円だそうです。
日本の財政赤字を、市町村に分配すれば、何となく、この程度の金額は妥当に思えます。
夕張市は財政破綻になり、何故、日本という国は財政破綻にならないのでしょうか?

今の日本は、赤字国債の利息を払うために、さらに国債を発行しています。
この状況は、サラ金地獄と同じだと思うのですが、実態は、景気回復傾向とか言って、けっこう楽しくやっているようです。

この差は何故なのでしょうか?
サラ金地獄では、「お金を返せ」と、怖いお兄さんが毎日、催促してきます。
でも、国の場合は、どんなに借金の額が増えても、だれも、催促してきません。
このため、いくらでも借金できることになり、「借金天国」と言えます。
逆に、「借金しない方が損だ!」ということになりそうです。

今の日本では、国が借金で得たお金を、社会にばら撒きます。
そのお金を、要領良く振舞って、自分の懐に入れることで、お金持ちになれます。

このような無意味なお金を廃止してしまえ!ということで、「夢主義社会」に至ります。