夢主義社会トップへ 民主党は年金問題について具体的な策を示せ!   2007年11月01日  戻る

民主党が参院選で大勝利を収めたのは、年金問題に対して具体的な対策を期待しての事です。
参院選前からの、社会保険庁の都合によるのんびりした対策のまま進められては、困ります。
コンピュータによる「名寄せ」で解決しないことは、最初から分かっていたことです。

コンピュータで年金記録の整合性を取れなかった結果が、5000万件なのです。
コンピュータで年金記録の整合性を取るというのは、単に、問題の先送りでしかありません。
社会保険庁の幹部は、少しでも問題の先送りをして、その間に、しっかり退職金を貰って退職しようとしているのです。

情報が正しいか否かを判断できるのは、本人だけです。
まずは、年金加入記録を全ての加入者に送付して、本人に確認してもらうべきです。
・正しいと確認できた人の記録は、チェックの対象から順次除けば良いです。
・本人から問題有りとされた記録について、コンピュータで検索して照合すべきです。
・そして、その後、本人と何度も連絡を取りながら、照合を繰り返すべきです。
あくまでも、本人に確認を取ることを第一に考えるべきです。
少なくとも一ヶ月単位ぐらいで、コンピュータでのチェックと、本人への確認を、何度も繰り返すべきです。

そして、不明記録が何件残っているかではなく、全ての年金加入者について、
・本人の確認・了承を得られた人数
・本人から問題有りとされた人数
を一ヶ月毎に報告すべきです。

最終的には、全ての年金加入者の確認・了承を得られて、作業終了となります。