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北朝鮮問題のニュースを見ていて思うのは、イソップ童話の「北風と太陽」です。
「北風と太陽」(イソップ童話)
北風が、旅人の服を脱がせようとして、冷たい風で強く吹き付けました。
旅人は、服を飛ばされないように、しっかり押さえました。
北風は、さらに冷たい風で強く吹き付けました。
旅人は、服をもう一枚着てしまいました。
今度は、太陽が、旅人を暖かく照らしました。
旅人は、暑さにたまらず、服を全部脱いでしまいました。
相手を動かすには、強引に力ずくで行っても返って悪くなるだけです。
相手が自分からその気になるように、持って行くことが大切だと思います。
過去に、拉致問題が進展したのは、日本が北朝鮮に対して大きな支援を行った時でした。
その後、北朝鮮を追い詰めれば、追い詰めるほど、状況は悪くなっています。
一般的に、家族が誘拐された場合、
犯人に対して、どんなに譲歩してでも、
誘拐された家族を、無事に帰してほしいと思うものではないでしょうか?
犯人に対して、圧力を掛けたりするでしょうか?
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