夢主義社会トップへ 北朝鮮拉致問題:圧力と譲歩、どっちが解決の道?   2007年11月16日  戻る

北朝鮮問題のニュースを見ていて思うのは、イソップ童話の「北風と太陽」です。

「北風と太陽」(イソップ童話)
北風が、旅人の服を脱がせようとして、冷たい風で強く吹き付けました。
旅人は、服を飛ばされないように、しっかり押さえました。
北風は、さらに冷たい風で強く吹き付けました。
旅人は、服をもう一枚着てしまいました。

今度は、太陽が、旅人を暖かく照らしました。
旅人は、暑さにたまらず、服を全部脱いでしまいました。

相手を動かすには、強引に力ずくで行っても返って悪くなるだけです。
相手が自分からその気になるように、持って行くことが大切だと思います。

過去に、拉致問題が進展したのは、日本が北朝鮮に対して大きな支援を行った時でした。
その後、北朝鮮を追い詰めれば、追い詰めるほど、状況は悪くなっています。

一般的に、家族が誘拐された場合、
犯人に対して、どんなに譲歩してでも、
誘拐された家族を、無事に帰してほしいと思うものではないでしょうか?
犯人に対して、圧力を掛けたりするでしょうか?