夢主義社会トップへ 医者を信じるな!:医者への過剰期待が問題   2007年12月11日  戻る

薬害肝炎訴訟のニュースを見ていると、
「医者は信用できない」「病院は怖い所」
と改めて思います。

テレビ番組等では、体調が悪い時は、「まず、医者に見てもらいましょう」と言っています。
でも、病院に行っても、必ずしも正しい診断・正しい治療を受けられるとは限りません。

間違った診断で、「異常はありません」と言われるかもしれません。
「異常はありません」と言われれば、まだ良いのですが、間違った診断をされて、間違った治療(間違った薬の投与等)で、逆に病状が悪くなるかもしれません。
正しい診断でも、副作用のある薬の投与で苦しむことになるかもしれません。

私は、基本的に医者を信じていないので、病院には行かないことにしています。
自分ではどうにもならなくなったときには、「溺れる者は藁をも掴む」思いで病院に行きます。
そして、やっぱり藁であって、溺れ死んでも、それは諦めるしかないと私は考えます。

最近は、病院へ行けば、必ず正しい診断・治療を受けられ、健康な状態になれると考えている人が多いようです。
これを、当然の権利と考えているようです。
ですから、これが叶えられないと、不当な行為だとして、裁判に訴えるようです。
「信じていたのに!裏切られた!許せない!訴えてやる!」
これは、医者への過剰期待が問題です。
※「裏切られた」と感じるのは、過剰期待に起因するようです。

国の費用としての医療費が膨らんでいるのは、医者を信じる人が多く、安易に病院に行く人が増えたからだと思います。

医者は神様ではありません。
必ずしも正しい診断・治療を受けられるとは限りません。
そういう前提で病院を利用すれば、
医者を訴えることは無くなるでしょう。
また、病院を利用する人が減り、医療費も減るでしょう。