夢主義社会トップへ 善悪の判断よりも協調性が望まれる社会→悪の社会   2007年12月27日  戻る

「日本は和を重んじる国」
と言えば聞こえが良いのですが、
法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)、
さらには、「長い物には巻かれろ!強い者には従え!」、
個性を捨て集団に従属することが求められる社会です。

一般的な日本人には、本来どうあるべきかと言った信念はありません。
ただ単に、周りに合わせているだけです。
そんな中で
「俺は偉いんだ。俺は正しいんだ。俺について来い。」
という人間がいると、周りの人たちは、その人に従ってしまいます。
これが、封建社会を作り出し、格差の固定化・拡大を引き起こしています。

人は欲望に流れ安いものです。
周りの人に合わせていると、いつのまにか、欲望に流れていることが多いようです。
欲望は悪につながります。
つまり、協調性が望まれる社会では、必然的に悪の社会になります。

大切な事は、一人一人が周りに流されず、理性を持って行動することです。

<追伸>
一人でも周りに流されず、理性を持って行動する一つの例が、「内部告発」です。
最近、「内部告発」が増えているようです。
悪(欲望)が行き過ぎると、人の心には、自然に理性が沸き起こるのかもしれません。