夢主義社会トップへ 教育改革:しつけよりも、悪い事を見せない、教えない   2007年01月08日  戻る

教育改革では、しつけが大切と考える人が多いようです。
でも、いくら正しい事を教えても、一方で、悪い事を見て、悪い事を学んでいたのでは、追いつきません。

子供が学ぶのは、学校だけではありません。
子供が目にするもの、耳にすること、全てが、知識の習得です。

今の社会では、テレビ等により、大人も子供も同じ様に情報を得ることができます。
もしかすると、毎日、仕事に追われている大人よりも、テレビを見る時間が長い子供の方が、今の社会の情報を多く得ているかもしれません。
そして、何よりも、子供の方が、記憶力・理解力において優れています。
子供たちは、テレビドラマや映画の仮想社会を見て、さらに、ニュース等で現在の大人社会の状況も見て、子供たちの頭の中で、どのように認識され、どのような結論を導き出しているのでしょうか。仮想社会と現実社会の区別は付いているのでしょうか。計り知れないものがあります。

昔は、「子は親の鏡」と言われてきましたが、
現代では、「子供は大人社会の鏡」です。
子供は、親の知らない間に、現代の大人社会から、様々な知識を習得しています。

今の社会では、癒着、談合、詐欺、脅迫、窃盗、暴力、殺人、等、未成年者には、刺激が強すぎる社会だと思います。少し前までは、テレビドラマや映画の世界だったことが、現実社会で起きています。それも、テレビドラマや映画よりも遥かに醜く、汚く、衝撃的なことが、現実に行われています。一流企業といわれる会社や、一見普通に見える人たちが、様々な問題を引き起こしています。

子供たちは、このような悪い大人たちの真似をしているのに過ぎません。
対策は、
・悪い大人社会を改善すること
・悪い大人社会を子供に見せないこと
です。

参考:大人社会は未成年者禁止

↓こっちは、通常のホームページ形式です。
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