夢主義社会トップへ 舌先三寸に流される日本人:正しい憲法改正は無理   2007年01月21日  戻る

「あるある大事典」で放送された「納豆ダイエット」での実験データは、捏造データだったそうです。
ウソの情報に流されて、「納豆売り切れ」現象を招いたことを考えると、日本人は、舌先三寸に流され易いのだと改めて感じます。

ほんとうに、日本人は、暴走し易いんだから。
「テレビの力」なのでしょうか?
「テレビの力」と言えば、残虐な犯罪が増えているのも「テレビの力」?
テレビの情報も、インターネットの情報も、真に受けない方が良さそうです。
でも、納豆が体に良いことに変わりはありません。
これで、明日からは、納豆を安く買えそうです。

「何を信じて良いのか分からない」という声がありますが、信じられるのは自分です。
信じられる自分になるために、常に自分を磨くことが大切です。
★★★「自己責任」★★★
人間関係に流されるよりも、一人になって、じっくり自分を見つめ直し、本来どうあるべきかを考えることが大切です。

最近、憲法改正が議論されていますが、舌先三寸に流され易い日本人には、正しい憲法改正は無理だと思います。今の状態で憲法改正すれば、改悪にしかなりません。

<補足>
「日本は和を重んじる国」と言えば聞こえが良いのですが、
法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)
さらには、長い物には巻かれろ!強い者には従え!
個性を捨て集団に従属することが求められる社会

一般的な日本人には、本来どうあるべきかと言った信念はありません。
ただ単に、周りに合わせているだけです。
そんな中で「俺は偉いんだ。俺は正しいんだ。俺について来い。」という人間がいると、周りの人たちは、その人に従ってしまいます。

このような日本だから故に、
愚かな戦争に、民間人も一丸となって取り組んだ日本。
とことん廃墟になるまで、降伏できなかった日本。
が存在します。

今の憲法は、米国流の民主主義や平等社会の理念に基づいて作られたものです。
日本の古い習慣(封建社会)や理念に捉われず、理想的な民主主義や平等社会を目指す憲法になっています。
また、戦争の悲惨さ、残虐性を知っている人間が、恒久的な平和を願って作成した憲法です。
通常の日本人の思考では、到底作ることができない憲法です。とことん廃墟になった状況で、多くの人々が平和を願って作り出されたのが、今の憲法です。

この平和憲法を守り通すことが、戦争で亡くなられた方々に対する真の追悼になると思います。

平和の中で、豊かさを追い求めている今の日本人が、憲法を変えると、憲法改悪にしかなりません。

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