学校の競争は、生徒の学力で判断すべきではない 2007年01月23日
学校選択制により、学校同士の競争が激化しているようです。 競争の激化は、心のゆとりを失わせてしまいます。 先生自身が点数稼ぎにアクセクしていると、子供たちも心のゆとりを失い、優しさを失います。 競争は、最初の内は、本来の目的を見失わずに進められるため、効果があります。 でも、競争が激化してくると、いつのまにか本来の目的を見失い、結果のみを意識するようになります。 都合の悪い事は隠し、嘘の報告をして、成果が出たかのように報告します。 今の学校の競争は、生徒の学力で判断しているようです。 となると、学力テストに出るような内容のみ、教えれば良いことになります。 受験のための授業が問題になっている状況で、学力テストのための授業も問題だと思います。 テスト結果は、一つの結果に過ぎません。それも、生徒の能力の結果です。 学校の能力を示すものではありません。 学校の能力は、生徒が安心して落ち着いて勉強できる環境を提供することです。 そういう意味では、いじめ、暴力、暴言、不登校、出席率等を判断基準にすべきだと思います。 ↓こっちは、通常のホームページ形式です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |