夢主義社会トップへ 人間関係重視の社会が安全を脅かす   2007年02月17日  戻る

人間関係と言った場合、対象は知っている人です。知らない人は対象外です。
つまり、知っている人の間で仲良くする事が、人間関係の基本です。
結果、知らない人(対象外の人)に、様々な問題点が、しわ寄せされます。

例えれば、
「自分の家の中を綺麗にするために、ゴミを家の外に捨てる」
という行為です。
家の中は綺麗になり、家族は喜ぶでしょう。
※これが人間関係を大切にするということです。
でも、捨てられたゴミの近くの人は迷惑です。
場合によっては、そのゴミが原因で、事故が起きるかも知れません。

基準よりも低く設置された電線に、クレーン車が引っ掛かり、電柱が倒れ、通りがかった人が死亡するという事故がありました。
これは、工事を依頼する側と工事を行う側で、安い費用で簡単に工事を済ませようとした結果です。
安い費用で済ませることにより、工事を依頼する側と工事を行う側の双方が、丸く納まります。
人間関係が丸く納まります。
でも、工事とは関係無い人たちが、大きな迷惑を受けました。
つまり、工事の当事者の間の人間関係のみが重視された結果、工事とは関係無い人たちに大きな迷惑を掛けたということです。

人間関係重視の社会では、法律やルールが二の次になります。
「日本は和を重んじる国」と言えば聞こえが良いのですが、
法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会です。
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)

悲惨な事故を防ぐには、人間関係よりも、法律やルールを重視した社会にすべきです。

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