夢主義社会トップへ バイオガソリンが地球温暖化を加速   2007年05月25日  戻る

NHK「クローズアップ現代」の放送の中で、環境学者のレスター・ブラウン氏が、
「大型乗用車の燃料タンクを1回満タンにするには、一人の人間が1年間に消費する穀物が必要」
と言っていました。
つまり、車は、人間が消費するよりも、桁違いに早く穀物を消費するということです。
これが、自然環境のバランスを崩すのではないでしょうか?

バイオガソリンは、穀物の価格高騰を招くので問題と言われていますが、
それ以前に、本来の目的である地球温暖化防止に役立っているのだろうか?
という疑問を感じました。

つまり、穀物をバイオガソリンにして車で燃焼させることは、地球温暖化を加速させているのに過ぎないと言うことです。

そもそも、地球温暖化防止を経済の論理で解決しようとすることに、無理があります。
経済はマネーゲームです。誰かが得をすれば、誰かが損をします。
マネーゲームで勝つためには、都合の良い事を大きくアピールし、都合の悪い事を隠ぺいします。
例えば、車や飛行機の利用で経済のスピードが増す事をアピールし、環境への悪影響を隠ぺいします。

地球温暖化防止のためには、マネーゲームを止めるしかありません。
損得勘定ではなく、人類の未来のためを考えて行動(社会貢献)すべきです。

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