NHK「クローズアップ現代」の放送の中で、環境学者のレスター・ブラウン氏が、 「大型乗用車の燃料タンクを1回満タンにするには、一人の人間が1年間に消費する穀物が必要」 と言っていました。 つまり、車は、人間が消費するよりも、桁違いに早く穀物を消費するということです。 これが、自然環境のバランスを崩すのではないでしょうか? バイオガソリンは、穀物の価格高騰を招くので問題と言われていますが、 それ以前に、本来の目的である地球温暖化防止に役立っているのだろうか? という疑問を感じました。 つまり、穀物をバイオガソリンにして車で燃焼させることは、地球温暖化を加速させているのに過ぎないと言うことです。 そもそも、地球温暖化防止を経済の論理で解決しようとすることに、無理があります。 経済はマネーゲームです。誰かが得をすれば、誰かが損をします。 マネーゲームで勝つためには、都合の良い事を大きくアピールし、都合の悪い事を隠ぺいします。 例えば、車や飛行機の利用で経済のスピードが増す事をアピールし、環境への悪影響を隠ぺいします。 地球温暖化防止のためには、マネーゲームを止めるしかありません。 損得勘定ではなく、人類の未来のためを考えて行動(社会貢献)すべきです。 ↓こっちは、通常のホームページ形式です。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |