夢主義社会トップへ 欲望という餌に魅かれて活動する社会   2007年06月04日  戻る

動物を動かすには、餌が必要です。
人間も同様です。
でも、人間の場合、欲する餌は十人十色です。
それら全ての要求に対応できる万能の餌が、お金です。

人間が欲する餌には、2種類あります。
1.自己中心的な思いである「欲望」
2.より良い人類の未来を願う心である「夢」
夢は、理性を持った人間のみが欲する餌と言えるでしょう。

多くのお金を手にした人間は、そのお金を夢または欲望に、費やすことになります。
自分のお金を、夢(人類の未来)のために、費やしたならば、人類の未来へと続きます。
逆に、自己の欲望のために、費やしたならば、人類の破滅につながります。

今の社会では、人間の欲望を満たすための商品・サービスが増えているようです。
欲望を満たすための商品・サービスを得るために、頑張って働く。
そして、働いて得たお金で、その商品・サービスを得る。
欲望を満たすための商品・サービスを売ることで、多くのお金を得ることができます。
今の社会で、お金は、欲望に向かって流れていると言えます。

こんなお金を廃止して、夢に向かって歩ける社会にしようというのが「夢主義社会」です。

<補足>
現代社会で、上の地位を得ている人たちは、欲望社会の中で、その地位を得た人たちです。
つまり、欲望社会の頂点に立つ人たちです。
そういう人たちには、今の社会を正しく変える能力はありません。