「愛は地球を救う」という言葉が好まれるようです。 でも、これだと、「どんな愛でも、地球を救う」と理解されてしまいます。 小さな自己中心的な愛が、地球を救うはずがありません。 逆に、小さな自己中心的な愛が、地球を滅ぼします。 言葉とは、曖昧なものです。 この言葉の曖昧さに付け入り、自分に都合よく真理を捻じ曲げてしまうのが詐欺です。 舌先三寸で自分の権利を主張し、不都合なことは全て他人の責任にし、自分は義務を果たさない。 このような人間は、全て、詐欺師と言えるでしょう。 愛は本能に過ぎません。 その愛を、理性で大きな愛にすることで、地球を救えます。 つまり、「理性が地球を救う」ということです。 <補足> でも、キャッチフレーズとしては、「愛は地球を救う」の方が受けが良いです。 それは、曖昧な言葉であるが故に、善意の人間と、悪意の人間の両方の心を引き付けることができるからです。 テレビCM等でもそうですが、商品やサービスの内容をストレートに説明するよりも、曖昧な言葉で表現する方が、宣伝効果があります。 理由は、曖昧な表現での説明を聞いた側は、勝手に自分に都合よく理解し、自分に価値のある商品やサービスであると、勝手に思い込んでしまいます。 これにより、より多くの人たちの心を引き付けることができます。 はっきり言って、詐欺です。 ※私は、ストレートに言うので、敬遠されるのだと思います。 逆に、詐欺師は、詐欺がバレルまでは、好かれるのだと思います。 |