夢主義社会トップへ 小さな愛が地球を滅ぼす   2007年06月19日  戻る

「愛は地球を救う」という言葉が好まれるようです。
でも、これだと、「どんな愛でも、地球を救う」と理解されてしまいます。
小さな自己中心的な愛が、地球を救うはずがありません。
逆に、小さな自己中心的な愛が、地球を滅ぼします。

言葉とは、曖昧なものです。
この言葉の曖昧さに付け入り、自分に都合よく真理を捻じ曲げてしまうのが詐欺です。
舌先三寸で自分の権利を主張し、不都合なことは全て他人の責任にし、自分は義務を果たさない。
このような人間は、全て、詐欺師と言えるでしょう。

愛は本能に過ぎません。
その愛を、理性で大きな愛にすることで、地球を救えます。
つまり、「理性が地球を救う」ということです。

<補足>
でも、キャッチフレーズとしては、「愛は地球を救う」の方が受けが良いです。
それは、曖昧な言葉であるが故に、善意の人間と、悪意の人間の両方の心を引き付けることができるからです。

テレビCM等でもそうですが、商品やサービスの内容をストレートに説明するよりも、曖昧な言葉で表現する方が、宣伝効果があります。
理由は、曖昧な表現での説明を聞いた側は、勝手に自分に都合よく理解し、自分に価値のある商品やサービスであると、勝手に思い込んでしまいます。
これにより、より多くの人たちの心を引き付けることができます。
はっきり言って、詐欺です。
※私は、ストレートに言うので、敬遠されるのだと思います。
逆に、詐欺師は、詐欺がバレルまでは、好かれるのだと思います。