夢主義社会トップへ 国会議員は子供の使い走り   2007年06月20日  戻る

国会議員は、国民の意見を行政に反映させるのが仕事です。
現状では、国民は、国会議員が自分自身で、国民のためを考えて、行動してくれると考えているようです。
でも、実際には、国会議員は、国民が細かく指導しないと、自分の私利私欲のために、好き勝手し放題です。
親が子供に買い物を頼む際に、子供に細かく買い物の内容を説明しておかないと、子供は自分の好きなお菓子や玩具を買ってしまうでしょう。つまり、子供の使い走りと同じということです。

今の社会の問題は、国民が選挙の際に「あの人を国会議員に選べば、何とかしてくれるであろう」という安易な発想で人を選び、その後、国会議員の自由意志に任せてしまっていることに起因しています。
国会議員は子供の使い走りです。大切なことは、だれを選ぶかではなく、国民が如何に、国会議員に対して細かく指導するかです。それを怠慢したがために、結局、後で、自分自身で、再度、買い物せざるを得なくなります。

現状では、国民は、国会議員は偉い人と考え、先生と呼び、敬っています。
確かに、財界の大物は、この点を充分に理解しており、うまく国会議員を利用して、利を得ています。
この状況は、江戸時代の商売人と御役人の癒着に似ています。

国会議員を選ぶ際には、国民の意見に充分に耳を傾ける姿勢があるか、そして、その国民の意見の中から、何を行政に反映させようと考えているのか、国民は、しっかり確認する必要があります。

でも、そんなに信用できない手間の掛かる国会議員だったら要らないという気もします。
「官から民へ」という話がありますが、これを推し進めて、最終的には、国会議員も無くすべきだと思います。
現在の政治制度である「議会制民主主義」を廃止して、インターネットを利用した「直接民主制」に移行すべきです。
「直接民主制」にすれば、国会議員が不要になります。
「夢主義社会」は、「直接民主制」です。