夢主義社会トップへ 楽しみ=欲望   2008年01月05日  戻る

「一度の人生、楽しまなきゃ損!」という声をよく耳にします。
人間の楽しみには、2種類あると思います。

1.欲望を満たすことによる楽しみ
2.夢に向かって歩くことの楽しみ

「欲望を満たすことによる楽しみ」は、他の動物も持っている楽しみだと思います。
「夢に向かって歩くことの楽しみ」は、理性を持った人間のみが持つ楽しみだと思います。
今の社会では、「欲望を満たすことによる楽しみ」が主流になってきているようです。
それに合わせて、欲望を満たすための産業が増加しているようです。

例えば、お金に余裕があると、旅行したり、美味しいものを食べたり、趣味を持ったりしています。
この状況を、子供たちは見ています。
子供たちは、どう感じているのでしょうか。
人生とは、「欲望を満たすことによる楽しみ」を得ることである、と感じているのではないでしょうか。
そして、子供たちは、こんな大人たちの真似をすることになります。

大人には、「夢に向かって歩くことの楽しみ」を持ってほしい。
夢に向かって、死ぬまで、働いて、働いて、働きぬいてほしい。
もちろん、会社に従属しての仕事が、大人の夢であるはずがありません。
ボランティア等の社会貢献で頑張ってほしいと思います。

そんな大人が増えれば、子供たちの倫理感も変わってくるでしょう。
しつけや叱ることが大切という人もいますが、私は違うと思います。
子供たちは、大人たちの言葉よりも、行動を見ています。
行動の伴わない言葉は、不信感を募るだけです。

「夢主義社会」は、真の夢を追い求める社会です。
「夢主義社会」にお金はありません。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。