夢主義社会トップへ 無能な閣僚と腐敗した官僚   2008年01月16日  戻る

国が何か法律や制度を作る度に、景気が後退している感じがします。
これは、無能な閣僚(内閣)が、腐敗した官僚に命令して、
法律や制度を作成し、運用している訳ですから、当然と言えば当然でしょう。

最近、官僚の様々な不正(汚職・癒着・談合等)が問題視されています。
※社会保険庁、防衛省、等
政府は、官僚の問題点を指摘しながら、その問題の改善を、官僚自身に行わせています。
官僚が自分の首を絞めるような行為を、真剣に行うはずがありません。

年金不明記録の持ち主特定作業が進まないのも、これが原因です。
つまり、社会保険庁の上の立場の人間たちに、やる気がないからです。

社会保険庁の上の立場の人間たちにすれば、
・社会保険庁を解体すると言う自民党に、何故、協力しなければならないのか。
・自民党は参院選で負けている。つまり、国民の支持を受けていない。そんな自民党に、何故、協力しなければならないのか。
・年金不明記録の持ち主特定作業が進まない方が、自民党をさらに窮地に陥れることができます。
・次の衆院選挙で、民主党が政権を取れば、社会保険庁解体が中止になり、自分たちの地位を維持できるかもしれません。
・年金不明記録の責任は、全て自民党にあることになり、社会保険庁は悪くないということになるかもしれません。

つまり、社会保険庁の上の立場の人間たちにすれば、作業が進まない方が、都合が良いのです。

もちろん、現場の職員は頑張っていると思います。
でも、上の立場の人間たちに、やる気が無いと、現場の職員たちは、十分な情報を得られず、作業が進みません。

つまり、年金不明記録の持ち主特定作業が進まないのは、
国民が、前回の参院選挙で、自民党の権限を剥奪したからです。

以前、安倍前総理は、官僚主導の行政から、政治主導(官邸主導)の行政への転換を目指していたのですが、年金問題等で潰されてしまいました。
実は、年金問題が大きく浮上したのは、官僚たちが、安倍内閣を潰す為に、仕組んだのでは?という気もします。
公務員の問題を、政府の問題に摩り替える事で、安倍内閣を潰すことができます。
実際に、安倍内閣は潰れました。

最近、国の責任を追及するケースが増えていますが、
国の責任を追及するだけでは、社会は改善されません。
国に「何とかしてくれ!」と願うのではなく、
自分自身で、「こうすべき!」という具体策を出さないとダメなのだと感じます。

<追伸>
「夢主義社会」では、従来の考え方を一脱した様々な提案を行っています。