夢主義社会トップへ 春闘:経営者の報酬を減らせ!   2008年01月23日  戻る

最近、景気が下落基調のようです。
原因は、企業経営者が、従業員の賃上げを行わなかったからです。
従業員の給与が上がらないために、国内の消費が増えず、国内景気が盛り上がっていません。
1年前までは、外需依存で、景気を盛り上げたのですが、アメリカの景気の落ち込みで、外需に頼れなくなりました。

おそらく、大企業やその経営者は、最近の数年で、多くの利益を手にしたはずです。
その利益を、従業員に回せば、景気を回復できます。
まずは、経営者陣の報酬を下げて、従業員に回すべきです。

経営者陣は高収入です。
何故、現場で汗水出して働いている従業員よりも、舌先三寸で仕事をしない経営者陣が高い報酬をもらえるのでしょうか?
今の社会では、それが当たり前と考えられているようですが、これを、労働の対価という観点から考え直すべきだと思います。
そうしないと、成果主義が無意味になってしまいます。
従業員には、成果を求め、経営者陣は、のほほんと、その地位で高い報酬を得ています。

本来、経営者陣は、雇用者であり、だれかに仕えている分けではありません。
仕える事が「仕事」ですので、「仕事」をしていない経営者陣に給与を支払う必要は無いのです。
経営者陣は、会社の利益から、従業員にしっかり給与を支払い、株主に配当を支払い、もし余ったならば、自分の収入にしても良いと思います。
赤字の場合は、報酬無し、場合によっては、自分の資産を投げ打って、赤字を補うべきです。

実際には、赤字の会社でも、経営者陣は、高い報酬を得ています。
これってどういうことなのでしょうか?
舌先三寸で仕事をしない経営者陣が、その地位だけで高い報酬を得ているために、お金の価値が分からなくなり、格差が広がっているように思えます。

<追伸>
「夢主義社会」にお金はありません。
人々は、夢を追い求めます。※夢は社会貢献です。
報酬は、次の新たな夢に挑戦する権利です。