警察の取調べ適正化指針は、国民をバカにしている 2008年01月25日
警察庁は、 「警察捜査における取調べ適正化指針」 を作成したそうです。 これは、最近、行き過ぎた不当な取調べが表面化したためのようです。 でも、この内容は、捜査部門以外の総務部門等がチェックを行うそうで、 警察内部でのチェックであり、全く無意味な指針です。 ※国民をバカにしている感じを受けます。 私が思うには、このような適正化指針よりも、 取調べの可視化(録画・録音)を行うべきだと思います。 日本弁護士連合会は、取調べの可視化(録画・録音)を推進しているそうです。 現状では、警察側の都合で、必要と判断された時にのみ、取調べの可視化(録画・録音)が行われているそうです。 警察側の不正行為を暴くのに、警察側の判断が入ったのでは、無意味です。 ※これも、国民をバカにしています。 <補足>自白を強要する検察 明確な証拠が無い場合には、本人の自白に頼る以外にありません。 このため、検察側は、事実を捻じ曲げて、自白を強要する姿勢になります。 取調べでは、 ・自白すれば保釈されます。 ・自白すれば、執行猶予が付き、実刑を免れます。 等と言って、自白を強要します。 被告も、長く拘置されると、反論するのが面倒になり、検察側の強要に応じてしまいます。 この結果、真実は捻じ曲げられてしまいます。 <追伸> 「夢主義社会」は、監視カメラ社会です。 全ての人の行動を、常に、監視カメラ等で監視します。 |