夢主義社会トップへ 犯罪者の更生は不可能→監視が大切   2008年01月26日  戻る

「更生が不可能なので、死刑にすべき」という論理があります。
現在の刑法は、犯罪者の更生を目的にしているようです。
犯罪者を刑務所で更生させて、社会に復帰させる事を基本に考えています。
このため、「更生が不可能な場合、死刑」という論理になります。

でも、人間は、使い方次第で、いくらでも社会の役に立ちます。
少なくとも、今の技術レベルでは、人間より優秀なロボットを作ることはできません。
しっかりとした監視体制の下で、強制労働に従事してもらえば、労働不足解消に役立ちます。

そんな人間を、更生ができないという理由で死刑にするのは、もったいないと思います。
これは、犯罪者の更生を目的にした今の制度に問題があるのではないでしょうか?
更生よりも、賠償を第一に考え、一生涯を掛けて償ってもらう制度に変えるべきだと思います。

死刑に代えて、
奴隷の刑
人権剥奪の刑
というのは如何でしょうか?

死刑を廃止すれば、刑事責任能力を巡って、長々と無意味な裁判を行わずに済みます。
心神喪失とか心身衰弱のような精神論を議論するのは、時間の無駄です。

<補足>
一度犯した罪は、一生背負って生きていくべきです。
更生期間を終えたらからと言って、一般社会に復帰させるのは、たいへん危険です。
犯罪者を一般社会に復帰させずに、生涯しっかり重労働してもらうための制度が必要です。

民営刑務所では、最新のハイテク監視技術で、受刑者を監視するようです。
このハイテク監視技術で、社会復帰後も監視すれば、再犯を防げるのではないでしょうか。
例えば、首輪を付けて、本人の行動をチェックするだけでなく、大声で怒鳴ったら、自動的に電気ショックを与える装置等は如何でしょうか。
さらに押し進めて、刑務所に入れずに、一般社会の中で服役させることも可能なのではないでしょうか。
そうすれば、刑務所が要らなくなります。

人間の性格は、簡単に変われるものではありません。
それを、必ず更生できると考えている今の刑法自体が、横暴であり、無責任と思えます。
更生は不可能であるとして、その上で、一般社会の中で服役(強制労働)させることを考えるべきです。

<追伸>
「夢主義社会」に、刑務所はありません。