夢主義社会トップへ 安全にお金を支払う時代:食料品価格倍増計画   2008年02月01日  戻る

最近の食の問題は、消費者が安全・安心にお金を支払わなかったからです。
消費者は、
・美味しい食品
・見た目の良い食品
・安全・安心できる食品
上記を満たして、且つ、安い商品を望みます。

我がまま放題という感じがします。
理不尽な要求としか思えません。

商品の価格を上げるためには、交渉力が必要です。
でも、交渉力とは、舌先三寸の詐欺師の能力です。
・「真実が、舌先三寸で歪められてしまう社会」
・「正直者はバカを見る社会」
・「人の優しさに付け込む卑劣な人間たち」

物作りを行う人は、皆、心優しい人たちです。
そして、物作りに忙しく、詐欺師の能力を勉強する余裕がありません。
その結果、食料品価格が安く抑えられているのです。

本来、求める以上は、対価を支払うのが、道理です。
それを行わないと、どこかに歪が生じます。
それが、安全・安心の崩壊です。

最近、安全・安心を求める声が増えているのですが、それに対して、お金を払うという声がありません。
「相手に求めるが、代償は払わない」ということです。
これでは、消費者が、恐喝、詐欺を行っているのと同じです。

必要なものには、しっかりお金を払う姿勢が、大切です。
そういう意味では、今の食料品価格は安過ぎます。
政府主導で、「食料品価格倍増計画」を進めるべきでしょう。

外国からの輸入品は、十分な検査を行うべきです。
その結果、価格が高くなるべきです。
国内産よりも、外国産の方が安いというのは、間違っています。
やっぱり、食品は、国内産が良いでしょう。