夢主義社会トップへ 食品検査は、残留農薬の検査方法では、ダメ   2008年02月02日  戻る

今回の農薬入り餃子の対応が遅れたのは、
故意に農薬を混入される危険性を想定していなかったからのようです。

耐震偽装でも、性善説でチェックされていたのが問題でした。
食品検査も、性悪説で対応を考える必要がありそうです。

今回の農薬入り餃子の検査についても、一般的な残留農薬の検査方法では、ダメです。
故意に農薬を混入されたと想定して、検査を行うべきです。

つまり、農薬の混入が、どのようにして行われたかを、推測することを目的に検査すべきです。
・餃子の具材に、農薬を混入したのか?
・餃子の皮に具材を詰めた後、農薬を混入したのか?
・包装の際に、農薬を混入したのか?
・商品の搬送の際に、農薬を混入したのか?
このためには、商品のどこに農薬が多く含まれるのか、細かく検査してほしいと思います。
餃子の具材、餃子の皮、包装の袋等、個々に検査してほしいと思います。

<自衛策>
食品に、故意に毒物を混入していた場合、サンプルチェックでは、防ぐことができません。
全ての製品を開封して個々にチェックする必要がありますが、それは不可能でしょう。
結局は、各家庭で、商品を開封した際に、自分でチェックする以外にありません。

食品の安全は自分でチェックするのが一番です。
・鼻で、ニオイをチェックするとか、
・舌で、少し舐めてみるとか、
・ペットに毒味させるとか?
 ※犬は鼻が効くので、毒が入っていれば食べないはずです。

検査キットも販売されています。
農薬・殺虫剤検出キット

薬毒物の簡易検査法