夢主義社会トップへ 東証システム障害で株を売るのはインサイダー取引じゃないの?   2008年02月09日  戻る

先日、東証の先物取引のシステムに障害が発生し、ストップしていたそうです。
システムは、富士通製だったそうです。
そして、この情報を逸早く入手した人は、富士通の株を売ったようです。

これは、インサイダー取引ではないのでしょうか?
今回の情報を逸早く入手できるのは、証券取引に関係した業種の人たちでしょう。
そういう情報を元に、株を売買するのは、インサイダー取引ではないのでしょうか?

現代社会では、逸早く情報を入手して、それらの情報を的確に判断して、すばやく行動することで利を得られるようです。

インサイダー取引で警察が動くのは、たまたま誰かが指摘した件だけです。
実際には、至る所でインサイダー取引が行われているのでは?と感じます。

個々のインサイダー取引を問題視するよりも、インサイダー取引で利益を得られる今の社会構造を問題視すべきだと思います。
つまり、株の売買で利益を得られるのが問題です。
さらに言えば、株式市場の存在が問題です。

商売人は、お金のルールで、欲望を増幅するだけでは飽き足らず、
株式市場というルールで、さらに欲望を増幅させたということです。
それが、今の資本主義社会です。
さらに、欲望の増幅は、犯罪の増幅にもつながります。

この際ですから、お金を全て無くしては如何でしょうか?

<追伸>
そろそろ、お金という媒体と縁を切り、新しい社会構造に移るべき時が来ているのではないでしょうか。
「夢主義社会」はお金のない社会です。