夢主義社会トップへ チョイ悪が流行るのは、悪の社会だから   2008年02月10日  戻る

流行るのは、その時代の世相に合っているということです。
「チョイ悪」が流行るのは、悪いことが、その時代の世相に合っている。
つまり、今の時代が、悪の社会ということです。

悪の社会だからと言って、全くルールが無い訳ではありません。
全くルールが無いと、悪の親玉は、自分の立場を維持できません。
「出る杭は打たれる」で、悪の親玉の上を行くような悪は許されません。
この結果、ほどほどの悪い行為、つまり、「チョイ悪」が流行るということです。

「チョイ悪」は、ほどほどに悪い事を行うことで、利を得られます。
ほどほどの悪なので、悪の親玉に目を付けられずに済みます。
現代の悪の社会で、要領良く生きていくには、「チョイ悪」がベストのようです。

<補足>
「日本は和を重んじる国」
と言えば聞こえが良いのですが、
法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)、
さらには、「長い物には巻かれろ!強い者には従え!」、
個性を捨て集団に従属することが求められる社会です。

一般的な日本人には、本来どうあるべきかと言った信念はありません。
ただ単に、周りに合わせているだけです。
そんな中で
「俺は偉いんだ。俺は正しいんだ。俺について来い。」
という人間がいると、周りの人たちは、その人に従ってしまいます。
これが、封建社会を作り出し、格差の固定化・拡大を引き起こしています。

<追伸>
「夢主義社会」は、犯罪に厳しい社会です。
「夢主義社会」では、全ての人に、毎月、衣食住のポイントが支給されますが、
軽犯罪の場合、この支給ポイントが削減されます。
毎月の支給ポイントは、その人の一生において、何か犯罪を行う度にどんどん削減され、
元に戻ることはありません。
「夢主義社会」は、真面目な正直者が得をする社会です。