夢主義社会トップへ パソコンを使った授業が学力低下を招く!   2008年02月16日  戻る

人が外部から得る情報の80%は、視覚に頼っているそうです。
普段パソコンやテレビを見ていると、一定の距離のものを見続けているために、視力の遠近調節能力が低下します。
さらに、平面の画像を見ているだけであるために、立体の物を見る場合に比べて、脳の分析力・判断力を必要としません。
結果、脳の能力も低下します。

最近、子供の近視が増えているそうです。
視力の低下は、遠近調節能力が低下しているだけでなく、実は、脳が意識的にしっかり見ようという能力の低下もあるそうです。
パソコンやテレビは、黙って見ているだけで、様々な情報を次々に分かり易く教えてくれます。
結果、脳は、意識してしっかり見ようとしなくなります。
つまり、近視が増えているということは、脳の能力も低下している可能性があります。
それが、学力低下につながっているのかもしれません。

パソコンは、現代社会に必要不可欠な道具です。
でも、パソコンは、人間が操作し易いように作られています。
このため、大人になってから操作方法を勉強しても、すぐに覚えることができます。子供が大人になる頃には、操作方法も大きく変わっているでしょう。
従って、子供の頃に、パソコンを使った授業を行う必要は無いと思います。

脳の能力を総合的に高めるには、脳を様々な形で使うことが大切です。
国語・数学・理科・社会といった文字や数字を使った授業だけを重視するのではなく、
体育、美術、音楽のように、体を使い、目を使い、耳を使う授業も、
脳の能力を総合的に高めるには、大変重要ということになります。

最近「大人の塗り絵」というのがあるようです。
脳の能力をアップするには、絵を描く事がとても良いようです。
特に、外で、風景画を描くと、遠くの物を見て、近くの画用紙に描くために、目の筋肉をフルに使います。また、目で見た形・色を、手で書き出すために、脳もフル回転します。

大人に良いものは、子供にも良いはずです。

ぺんてる・健脳セラピー:いきいき編 
脳を若返らせるぬり絵セット

大人の塗り絵 水彩色鉛筆セット

<追伸>
「夢主義社会」では、人間の脳の構造を踏まえて、本来どうあるべきかを考えます。