夢主義社会トップへ 防衛大臣を辞任に追い込みたい防衛省の策略?   2008年02月28日  戻る

イージス艦事故について、防衛大臣の責任が問われているようですが、問題は防衛省にあります。
防衛大臣の責任を問うのは、筋違いでしょう。
逆に、防衛大臣の責任を問う行為は、防衛省の責任を曖昧にします。
防衛省に取ってはラッキーです。

防衛大臣は、今回のイージス艦事故以前から、防衛省の現状に問題意識を持ち、改革を検討していました。
防衛省は、防衛大臣を疎ましく感じていたはずです。
何とか辞任に追い込みたいと考えていたはずです。

最近の政治状況としては、野党は省庁の問題を全て大臣の責任にしようとしています。
つまり、防衛省が問題を起こせば、野党が防衛大臣の責任を問い、辞任に持って行ってくれるということです。

さらに、推測すると、野党が省庁に働き掛けた可能性もあります。
また、野党寄りのマスコミも、省庁を問題視するよりも、大臣の責任を問う方向で報道します。
何となく「世論誘導」という感じです。

大切な事は、責任問題ではなく、国民のために本来どうあるべきかです。
今回のイージス艦事故の場合、
■航海ルールの見直し
■防衛省の改革
が望まれます。

政治の争い、マスコミの世論誘導、により、国民のために本来どうあるべきかという事が、置き去りになっている感じがします。