夢主義社会トップへ 聖火リレー妨害は、卑劣な人質・脅迫行為   2008年04月22日  戻る

チベット問題で、中国に抗議するために、
オリンピック聖火ランナーを狙った妨害行為が行われているようです。

オリンピック聖火ランナーや、選手の妨害を行うのは、筋違いです。
無抵抗な聖火ランナーを狙うのは、卑劣な行為です。
自分の要求を通すために、オリンピックを人質にして、脅迫していると言えます。
「要求を聞かないと、オリンピックをメチャクチャにするぞ」
といっている訳です。
イラク戦争の時に、日本人を人質にして、
「自衛隊を引き上げろ!」と要求していました。
これと同じです。

オリンピックの目的は、
「オリンピックを進める中で、友好を深め、平和な世界を目指そう」
という事です。
そのオリンピックを妨害する行為は、テロ行為以外の何者でもありません。
オリンピック聖火ランナーを狙ったテロ行為です。
テロ組織のアルカーイダと同じです。
★オリンピックを抗議の道具に使うな!

チベット問題で、中国に抗議したいのであれば、
堂々と、直接、中国政府に働き掛ける方法を取るべきです。

また、オリンピックを進める中で、各国との友好を深め、
中国が世界に開かれた国になり、さらに、民主的な国になり、
その中で、民族問題も解決されるのが、平和的な手段です。

つまり、オリンピックが成功すれば、オリンピックが終わった後に、
その間に築き上げられた友好関係で、民族問題も改善に向かうという事です。

どんな理由があろうとも、暴動や破壊行為は許されません。
不満があるならば、冷静に言葉で伝えるべきです。

今回のチベット自治区での暴動で、多くの死傷者が出ました。
暴動を起こさなければ、死傷者を出さずに済んだのです。
ダライ・ラマは、暴動を、自殺行為と言って非難していましたが、その通りです。

暴動は狂っているとしか思えません。
先日、日本では、無差別殺人がありましたが、これと同じです。
理性を持たない人間は、宗教やテレビゲームといった、仮想の論理で暴走し易いようです。