夢主義社会トップへ インサイダー取引で利益を得られる社会構造が問題   2008年04月22日  戻る

インサイダー取引が問題になっているようですが、今の社会では、誰でも様々な情報を容易く入手できます。
証券会社の自己売買部門では、いろいろな情報を一番早く入手できるでしょう。
証券会社の自己売買部門は、インサイダー取引になるような取引はないのでしょうか?

富士通は、関連会社の株を売ることがよくあります。
関連会社ですから、未公開情報を得ることも可能だと思います。
けっこう高値で売り抜けているように思えるのですが、これは、インサイダー取引にならないのでしょうか?

インサイダー取引で警察が動くのは、たまたま誰かが指摘した件だけで、実際には、至る所でインサイダー取引が行われているのでは?と感じます。

個々のインサイダー取引を問題視するよりも、インサイダー取引で利益を得られる今の社会構造を問題視すべきだと思います。
つまり、株の売買で利益を得られるのが問題です。
さらに言えば、株の存在が問題です。

商売人は、お金で欲望を増幅するだけでは飽き足らず、株というルールでさらに欲望を増幅させています。
それが、今の資本主義社会です。

<追伸>
「夢主義社会」は、「資本主義社会」に次ぐ、新しい社会構造です。
「夢主義社会」に、お金はありません。
人々は、夢を追い求めます。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。