人間が自由になるためには、「生きるために働く」という事から開放される必要があります。 そのためには、人間に代わり働く人間型ロボットが必要です。 このロボットは、工場でのみ働くロボットではなく、 人間の生活の身近なところで、人間のパートナーとして働くロボットが必要です。 人間の食事を作り、部屋の掃除をし、育児、病人の世話、寝たきり老人の世話等、 必要な労働ですが、できれば他の人に任せたい労働をロボットに代わってもらいます。 もちろん、会社の中でもロボットが働きます。 主人の指示に従って、主人の代わりに会社へ行き働くケースもあるでしょう。 現在の資本主義社会の状態で人間型ロボットが普及すると、 人間の働く場をロボットに奪われてしまうことになり問題ですが、 「夢主義社会」では、労働は義務であり、必ず何かの労働を与えられますので、 問題ありません。 ロボットに指示したり、ロボットを監視したりする労働が必要になるでしょう。 そもそも、人類の未来のために、本来どうあるべきか、何を成すべきか、 その答えを出せるのは、理性を持った人間にしかできないことです。 ロボットにはできません。 単純作業をロボットに行わせることにより、 人間は、知的な作業に時間を費やすことができます。 そして、全ての人が自由であり、夢を持ち、その夢に向かって歩ける社会になります。 |