突然の福田総理辞任。 それに対して国民は、「無責任だ」と言っています。 逆に言うと、国民は、福田総理にもっと続けて欲しかったという事です。 1年前、参院選挙で大敗した際に、 「安倍総理は早く辞任すべき」という声がありました。 それが、今回、「もっと続けて欲しい」に変わったという事は、 参院選挙で大敗した事を、国民は忘れ掛けているという事です。 ※国民は忘れっぽいです。愚民です。 自民党は、ある程度、信頼を取り戻したという事です。 1年前の総裁選で、麻生氏ではなく、福田氏を総裁にしたのは、 まだ、自民党に反発する国民が多かったため、麻生氏よりも、 温厚な福田氏で、「国民の怒りが収まるのを待とう」という事になったのでしょう。 1ヶ月前の内閣改造は、麻生氏を総裁にするための、前準備だったと考えられます。 各派閥から、大臣を選出することにより、「総裁選ではよろしく!」という根回しだったのでしょう。 経済対策も、総選挙に向けて、国民に飴(アメ)を示したのでしょう。 自民党は、国民の信頼を回復するために、1年掛けて、 安倍氏⇒福田氏⇒麻生氏の連携で、ホップ・ステップ・ジャンプで、 総選挙で勝ちに行こうと考えているのでしょう。 つまり、突然の辞任は、実は、全て筋書き通りなのです。 自民党の古狸が考えた「自民党信頼回復の戦略1・2・3」という事です。 |