夢主義社会トップへ 医師不足ではなく、縦割り医療が問題   2008年10月27日  戻る

妊婦が死亡した件で、
原因は、医師不足だと言っているようです。

でも、この件では、妊婦は脳内出血で死亡しています。
病院側も、最初の電話で、脳内出血という話しがあれば、すぐに受け入れたと言っています。
つまり、脳外科の受け入れ体制は、充分に有ったということです。

産科の病院からの連絡だから、産科で対応すべきという思い込みが有ったのでしょう。
産科は産科で対応、脳外科は脳外科で対応という科毎の縦割り医療が問題です。

病院側は、妊婦を受け入れ後、帝王切開後、脳の手術を行ったそうです。
脳内出血なのですから、脳の手術を先に行うべきでした。
そうすれば、助かっていたかもしれません。
逆に、帝王切開は不要だったのかもしれません。

いくらお金を投入しても、縦割り医療では、助かる命も助からなくなります。
また、お金欲しさの医療では、形式ばかりにお金が費やされ、結局、命が軽く見られます。

対策は、医者を信用せず、自分自身で必要な知識をしっかり身に付けて、
医者に正しい治療・行動を指導するぐらいの姿勢が必要です。
今回の件でも、最初に救急車で脳外科の病院へ行けば助かったでしょう。
産科の医者は、産科以外の病気の知識は、素人と同じなのです。

また、日頃から、もしもの時に、どこの病院へ行くべきかも考えておくべきです。
救急車の救急隊員も正しい判断ができるとは限りません。
行政に期待する行為は、何もせずに、死を待つのと同じです。


<追伸>
「夢主義社会」では、お金がないので、医療は全て無料です。
そして、一般の人たちがボランティアで、医療を助けます。

「夢主義社会」に、お金はありません。
人々は、夢を追い求めます。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。



「夢主義社会」 人類が真に目指すべき社会構造