夢主義社会トップへ ネットいじめは、大人社会の真似   2009年01月25日  戻る

国会での答弁を見ていると、いじめて、いじめられて、いじめ返している感じです。
最近の大量解雇も、いじめです。
今の社会で、地位・名誉を得た人間は、他の人をいじめる事で、その地位・名誉を得たといっても過言ではないでしょう。

子供のいじめは、このような大人社会の真似をしているだけです。
直接いじめると見つかってしまうので、ネットで隠れて行っているだけです。

大人社会のいじめを無くさない限りは、子供のいじめは無くなりません。
でも、今の競争社会、さらに、人間関係重視社会では、困難でしょう。

無能な人間が競争社会で勝つためには、人間関係で優位な立場を得る以外にありません。
人間関係で優位な立場を得る手段が、いじめなのです。

無能な人間が優位な立場を得るには、優秀な人間を自分の配下に置く必要があります。
優秀な人間を自分の配下に置くために、いじめを利用します。
つまり、自分の配下になる事を拒否した人を、いじめるという事です。

とりあえず、子供のいじめを無くすには、大人社会を子供に見せない事が大切です。
そのためには、子供たちを、大人社会から隔離する事が必要です。
と言っても、そんな事はできないので、とりあえず、お酒やタバコと同様に、インターネットを未成年者禁止にすべきでしょう。

インターネットは、仮想社会です。
脳の発育途上の子供がネットを使うと、現実と仮想社会の区別がつかなくなり、暴走し易い人間に育ちます。
ネット中毒という話しがありますが、正に、麻薬と同じで、脳の正常な発育を阻害しています。

ネット中毒の子供が大人になると、競争は激化し、不正行為をしてでも勝ちたいと考えます。
そして、競争は狂気を引き起こし、様々な犯罪を引き起こします。

競争社会の一番の問題点は、競争に勝った人にお金という報酬が与えられる事です。
そのお金で、何でも買えます。
多くのお金を手にした人は、そのお金を欲望に費やします。
その結果、社会は欲望社会になります。

実は、お金自体が、人間が作り出した仮想の媒体なのです。
つまり、現代社会は、お金と言う仮想の媒体が大きな力を持つ仮想社会なのです。
仮想社会なので、バブル崩壊のように暴走が起きるのです。

このように考えると、解決策は、お金の廃止という事になりそうです。
夢主義社会」にお金はありません。