夢主義社会トップへ 究極の延命治療:サイボーグ   2009年02月03日  戻る

人の脳は、300歳まで生きられるという話を聞いたことがあります。
でも現実的には、人の寿命は、心臓の寿命によって決まるようです。

仮に、90歳の老人が自宅で静かに息をひきとった際に、急いで蘇生処置を施し、病院で人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、少しは長く生きることができるでしょう。
しっかりとした人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、300歳まで生きられるかもしれません。
延命治療である以上、ベッドから起き上がることはできないでしょう。
永遠に眠ったままかもしれません。
でも、少なくとも、脳は生きています。

この状態を、サイボーグと呼びたいと思います。
SFの物語のように、医療技術が進歩して、人口心臓や人口呼吸器といった機械を、人間の体の中に組み込めるようになれば、普通に生活することも可能になるのでしょうが、未だ未だのようです。
また、延命治療には、多くのお金が掛かります。
それでも、お金持ちの人間の中には、いくらお金が掛かっても良いので、長く生きたいと希望する人もいるかもしれません。
現状の延命治療は、サイボーグの先駆けと言えるでしょう。

人は、生まれれば、何れ死ぬのが運命です。
その運命に逆らってまで長生きする事は、神への冒とくではないでしょうか?
人は限られた寿命だからこそ、一日一日を精一杯生きられるのではないでしょうか?
※アニメ「銀河鉄道999」の中で、そんな言葉があったような気がします。

人の生きる目的は、自分の夢(社会貢献)に向って歩むことです。
その夢は、自分だけの夢ではありません。人は一人ではありません。
自分の寿命が尽きるならば、他の人にその夢を託して、自分は消えるのが自然です。
何が何でも、自分が成し遂げたいと考えるならば、それは欲望です。