夢主義社会トップへ 定額給付金:増税に備えて貯金   2009年02月09日  戻る

定額給付金を支給して、皆がある程度使った後に、増税の話をすれば良いのですが、
支給前から増税の話をしたのでは、皆、増税に備えて貯金するでしょう。

定額給付金を支給して、数年後に増税して、定額給付金を回収するという事は、
定額給付金を支給するための事務費用分の損失が発生するという事です。
このために、国民は定額給付金に反対しています。
従って、定額給付金に反対している人も、支給されれば受け取るのは当然です。
そうしないと、一方的に損をしてしまいます。

同じお金をバラ撒くのであれば、もっと言葉巧みに、消費に向かうように国民に働き掛けるべきでしょう。
消費の活性化という意味では、「L&G」の手法は優れていると言えます。
自転車操業と気付かれずに、お金を集めて、そのお金で会員に買物をさせていました。
麻生総理も、「L&G」の会長の爪の垢でも飲めば良いのでは?

しかし、今の日本政府の手法も、自転車操業と言えないでしょうか?
国民のお金(税金)をバラ撒いて、「そのお金で潤いなさい!」というのは、円天の手法と同じです。