夢主義社会トップへ 薬のネット販売規制よりも情報公開   2009年02月24日  戻る

今の日本社会を、陰で牛耳っているのは官僚です。
内閣の閣僚は、無能なので、官僚の言いなりです。

官僚たちは、自分たちが有能である事を示すために、情報収集に余念がありません。
その情報収集のために、各業界と癒着します。
以前、防衛商社と防衛省の癒着が問題になりました。
他の省庁でも同じではないでしょうか?

例えば、(私の個人的な想像ストーリーです)
薬剤師:ネットで薬を販売されると、自分たちの利益が減る。医師会へ何とかして欲しいと依頼。
医師会:「よっしゃ!よっしゃ!厚生労働省に口利きしてあげましょう。」
厚生労働省:医師会に逆らうと、必要な情報を得られなくなるので、
「分かりました。検討会のメンバに働き掛けて、ネット販売禁止の方向に持って行きましょう」
そして、賛成してくれそうな人たちを検討会のメンバに選びます。
※今回、この不正が判明し、再度、反対派の人も含めて検討会がやり直されているようです。

官僚たちは、自分の仕事をスムーズに進めるために、関係業界との癒着が欠かせません。
癒着という人間関係により、必要な情報を得る事で、自分の仕事をスムーズに進め、出世できます。
お金の絡む接待を受けなくても、より上の地位を得るだけで、高額の報酬を得られます。

官僚と関係業界との癒着の流れの中で、日本の様々な法律が決められていきます。
官僚は、業界トップの様々な人たちの顔を立てるために、複雑で分かりにくい法律を作ります。
結果、庶民の生活を無視した法律が出来上がります。

本来、法律は、だれにでも理解できるシンプルなものであるべきです。
そして、規制ではなく、情報公開が大切です。

ところが、現状では、官僚は、国民に必要且つ重要な情報を隠ぺいし、
業界の権力者の都合で規制を行います。
こんな官僚は要らないと思います。

でも、こんな官僚を育てたのは、実は、国民です。
行政に期待する国民の意識が、腐敗した官僚を育てたのです。

国民は、何かに付けて、行政に対して、「何とかしろ!」と要求します。
官僚は、「何とかするにはお金が必要です」と言って、税金を投入します。
投入した税金を、自分の地位を維持するために、自分の都合で配分します。
そして、行政の体制は、どんどん大きくなります。
行政の体制が大きくなるだけで、結局、何一つ、国民の期待は叶えられません。
税金は、無駄に使われるだけです。※行政の無駄

大切な事は、「官から民へ」です。
行政に期待せず、国民一人一人が自己責任で行動する事です。
そうすれば、行政の仕事は無くなり、行政を小さくできます。