夢主義社会トップへ AIG公的資金を利用した詐欺?   2009年03月18日  戻る

公的資金を受けたAIGの幹部に対して、高額ボーナスが支払われたそうです。
これでは、公的資金を利用した詐欺としか思えません。

オバマ大統領は、怒っていたようですが、取り締まるための法律が無い事が問題です。
「公的資金を得たという事は、実質上の倒産である」と法律で、定義すべきです。
そして、過去に遡って、経営者・幹部社員の責任追及、賠償責任を問う法律が必要でしょう。

今の資本主義社会では、会社が倒産しても、経営者が賠償責任を問われる事は、まずありません。
損失を被るのは、株主だけです。
責任ある立場の経営者は、舌先三寸で謝って済まされます。
舌先三寸で謝る事が責任と思っている人も多いようです。
舌先三寸で決着させるというのは、当に、詐欺師の手法です。

このように考えると、大企業の経営者は、皆、詐欺師という感じがします。
大企業の経営者は、優秀な人材を集め、その人たちに仕事を任せて、自分は何もせず、高い報酬を得ています。
地位・名誉だけで、高い報酬を得ているのです。

今回の金融危機は、労せず、地位・名誉だけで、高い報酬を得た人が増え過ぎたために、資本主義社会の均衡が保てなくなり、崩壊したと考えられます。