夢主義社会トップへ 薬の対面販売は詐欺   2009年05月12日  戻る

対面販売は安心、ネット販売は不安、と言う話のようですが、根拠はあるのでしょうか?
単に、ネットの価値を理解できない古い人間たちの戯言に聞こえます。

一般的に、対面販売は、押売りや詐欺師が使う手段です。
舌先三寸で、消費者を騙して、高い商品を売り付けます。

ネットで購入する場合は、じっくり時間を掛けて冷静に検討できますが、
対面販売では、勧められた商品を購入する以外に選択肢はありません。
これは、明らかに、押売りや詐欺師の類です。

薬剤師に勧められた商品を断って別の薬を探すとなると、
あちこちの薬屋を探すことになり、「薬を探して三千里」ということになりそうです。

そもそも、薬の副作用の問題は、病院で出される薬でも有り得ます。
対面販売であれば安心と言うのは、根拠の無い嘘です。

安全・安心のためには、薬の副作用の情報を、ネット上に、どんどん公開する制度が必要です。
対面販売よりも、ネット販売の方が、情報が早く正確です。

<補足>
行政では、未来へのビジョン(将来像)が大切です。
医療の未来は、だれでもが自宅にいながら必要な治療を受けられる環境です。
高齢者や子供が、病院まで行くのは大変でしょう。
また、病院では、他の人のインフルエンザ等に感染するおそれもあります。
インターネットを利用して診断して、必要な薬を自宅に送るのであれば充分に可能でしょう。
インターネットを利用した遠隔地医療も少しずつですが進められているようです。

このような状況で、薬のネット販売禁止は、未来へのビジョンに逆行しています。
この逆行が、国民の利便性を奪うのみならず、日本経済の後退をもたらしています。

必要なのは、どうすればネット販売を安全に運用できるかを検討する事です。
そもそも、対面販売でもさまざまな問題があります。
病院で医者が処方する薬でさえ、さまざまな問題が発生しているようです。

安全・安心のためには、情報公開が大切です。
薬の副作用の情報等を、細かく知らせる事が必要です。
情報公開は、インターネットが一番得意とするところです。
※ちなみに、官僚は隠ぺいが得意です。

薬のネット販売禁止は、未来へのビジョンに逆行しています。