夢主義社会トップへ 政府への要望は、社会的に且つ具体的に   2009年05月21日  戻る

国民は、政府に対して、「豊かな社会」とか、「安心できる社会」といった漠然とした希望を口にします。
政府は、この曖昧な希望を、自分に都合の良いように歪めて解釈し行動します。
結果、国民の希望に相反する行政になってしまいました。

この状況は、ドラゴンボールのアニメの中でも表現されています。
ドラゴンボールの神龍(シェンロン)にお願いする時には、正確な言葉で言わないと、思わぬ失敗に至る事があります。
また、神龍(シェンロン)へのお願いを、頻繁に使い過ぎると、ドラゴンボールにマイナスエネルギーが溜まり、邪悪龍が生まれるというシーンがありました。

これは、正に、日本の巨額の財政赤字を表現しているように見えます。
巨額の財政赤字は、マイナスエネルギーです。
国民が、政府にアレコレお願いした結果生まれたマイナスエネルギーです。
そこから生まれた政治家や官僚は、邪悪龍です。

ドラゴンボールは、今の日本社会の問題点をアニメで表現しています。

政府への要望は、抽象的ではなく、具体的な指示で行うべきです。
また、政府に、あれこれ多くの要望をするのも問題です。
あくまでも、自己責任が基本です。
個人や企業の都合での要望は、自己中心的な欲望であり、理不尽な要求です。

<余談>
確かに、日本アニメは素晴らしいです。
但し、補正予算で「アニメ館」という話があるそうですが、
そういう「箱物」は、無駄以外の何物でもありません。
「箱物」は、建築業の支援でしかありません。
さらに、「箱物」の維持管理に、無駄にお金が掛かります。

アニメ製作に特定して支援するよりも、生活保護で、最低限の生活を守る方が公平です。
メリハリのある予算が必要と言われますが、「メリハリ=不公平」です。