夢主義社会トップへ ゴルフで分かる経営者の無責任度   2009年07月09日  戻る

JR福知山線脱線事故では、事故当日、社員がゴルフコンペやボーリング大会に参加していた事が問題になりました。
人間関係を大切にする事ばかりに意識が傾き、本業が疎かになった感じがします。

人間関係重視社会では、お金は、人間関係に沿って流れます。
従って、ゴルフや飲み会等で、人間関係を維持する事が大切になります。

ゴルフや飲み会を大切にする会社は、中身の無い会社と見て間違いありません。
単に、入って来るお金よりも、出て行くお金を減らす事で利益を出そうとします。
つまり、従業員や下請け会社を安く扱き使って、利益を出そうとします。
この結果、現場で働く人たちの負担が大きくなり、事故を引き起こします。

経営者にとっては、自分の会社の事業内容は、何でも良いのです。
場合によっては、業績が赤字でも良いのです。
とにかく、自分の地位を維持できれば、高い報酬を得られます。
自分の地位を維持するには、人間関係が大切です。
そのために、経営者は、ゴルフや飲み会を大切にします。

このような経営者は、部下に責任を押し付けるのが得意なようです。
失敗は部下の責任、うまく行ったら自分の成果にする事で、その地位を得ました。
自分では責任を負わない無責任な人間が、経営者になっています。

経営者の一ヶ月のゴルフの回数を調べれば、その経営者の無責任度が分かるのでは?

<余談>
夢主義社会」では、地位・名誉に対する報酬はありません。